こんにちは!福岡県北九州市・門司発のタイラバ専門遊漁船「FOLK IN ON(フォークインオン)」です😊
船釣りに興味を持ち始めた方から、「関門海峡ってよく釣れるって聞くけど、普通の海と何が違うの?」と聞かれることがよくあります。
実は私たちがメインフィールドにしている関門海峡は、ただの海ではありません。日本海と瀬戸内海という性質の異なる2つの海をつなぐ、ちょっと特殊な立地にある海峡なんです。
今回は、関門海峡の潮の流れがなぜこれほど速いのか、そしてその複雑な地形がどんな美味しい魚たちを育んでいるのかを、初心者の方にも分かりやすく解説します!
関門海峡の潮流の秘密
関門海峡の潮の流れが速いことには、明確な地理的理由があります。
- 2つの海をつなぐ「のど部」 瀬戸内海(周防灘側)と日本海(響灘側)という、性質の異なる2つの海をつなぐ通り道です。潮の満ち引きのタイミングが両側で異なるため、その水位(潮位)の差によって海水が激しく行き来します。
- 幅わずか650mの早鞆瀬戸 海峡の中で最も狭い「早鞆瀬戸(はやとものせと)」は、対岸までの距離がわずか約650m。大量の海水がこの狭い場所に一気に流れ込むため、凄まじい水圧と速い潮流が生まれます。
- 日本三大急潮の一つ 大潮のタイミングでは最大9〜10ノット(時速約17〜18km)に達することもあります。これは自転車で全力疾走する以上のスピードがそのまま海の中で起きているイメージです。来島海峡・鳴門海峡と並び「日本三大急潮」に数えられるのも納得の激流です。
- 1日に4回、向きが変わる潮 関門海峡では1日のうちに潮の流れの向きが東へ西へと4回反転し、大潮のタイミングでは最大9〜10ノット(時速約17〜18km)に達することもあります。この速さは、来島海峡・鳴門海峡と並んで「日本三大急潮」に数えられるほどです。
📍実際の潮流の速さや向きは、海上保安庁が運営する関門海峡海上交通センターの潮流情報ページでリアルタイムに確認できます。出船前にチェックしてみると、その日の海の様子がぐっとイメージしやすくなりますよ。
激流が育む「魚たちのレストラン」

流れが速いだけでなく、海底の地形も非常に複雑なのが関門海峡の特徴です。
海底は単なる砂地ではなく、起伏の激しい岩礁帯(瀬)が多く存在し、急なかけあがりや起伏が連続するダイナミックな地形になっています。この複雑な地形に激流がぶつかることで、海中には「潮のヨレ(湧き潮)」と呼ばれる複雑な水流が発生します。
このおかげで海底にはエビやカニ、シャコといった良質な甲殻類が豊富に生息し、魚たちにとって最高のレストランのような環境になっているんです。
📍関門海峡の地形や潮流のデータについては、国土交通省 九州地方整備局 関門航路事務所の関門海峡Q&Aページでも詳しく紹介されています。海の難所として、古くから多くの船乗りたちを苦しめてきた場所でもあるんですね。
| ターゲットの魚 | 関門海峡ならではの特徴 | シーズン |
| 真鯛(マダイ) | 豊富な甲殻類を食べて育つため、独特の甘みとコクが段違い。天然物ならではの鮮やかな色も魅力。 | 春〜12月初旬 |
| アラカブ・アコウ(キジハタ) | 複雑な岩礁帯(瀬)に潜む根魚。激流の中で育つため身がプリプリ!高級魚として人気。 | 通年 |
| 青物(ブリ、サワラなど) | 季節による |
実はこの早鞆瀬戸、源平合戦の最終決戦「壇ノ浦の戦い」の舞台としても知られています。潮の流れが西へ東へと激しく入れ替わる中で戦が行われたと伝えられており、当時の武将たちもこの複雑な潮流に翻弄されたと言われています。また、宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘したという巌流島も、この関門海峡に浮かぶ島。今でも関門海峡を通る大きな船には水先人(パイロット)の乗船が義務付けられているほど、現代の船にとっても気の抜けない海域なんです。歴史も釣りも、この激流と切っても切れない関係にあるんですね。
ソナーを使わない、茂樹船長の理由

これだけ潮が速く、地形が複雑に変化する海でありながら、実はFOLK IN ONの石田船長は、関門ではソナー(魚群探知機)の画面だけには頼りません。
関門で最高の釣果を上げるには、関門の地形を知り尽くしたうえで、その日の風の向きと潮の流れから、長年の経験と五感でその日の「潮のヨレ」や「風向き」を読み切る方が、この特殊な海では正確にポイントへアプローチできるからです🐟
よくある質問
Q. 潮の流れが速いと、船釣りは怖くないですか?
A. ご安心ください。船を出すかどうか、どのポイントで釣るかは、すべて茂樹船長がその日の潮の状況を見て判断しています。お客様には安全な範囲でしっかり釣りを楽しんでいただけます。
Q. 釣り道具を持っていなくても大丈夫ですか?
A. はい、大丈夫です。初心者向けのレンタルタックルを完備しているので、手ぶらでご参加いただけます。
Q. 子供やファミリーでも参加できますか?
A. もちろん歓迎です。桜マーク認定のライフジャケットも含め、安全面に配慮した設備を整えています。
豊かな関門海峡へ🚢
関門海峡は、激流と複雑な地形が織りなす、特別な海です。スーパーでは手に入らない、引き締まった極上のお魚を、自分の手で釣り上げてみませんか?
FOLK IN ONでは、初心者向けに扱いやすいレンタルタックルを完備しています。難しい道具の準備はプロにお任せして、ぜひ手ぶらでこの素晴らしい海を体験しに来てくださいね🎣
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